pianist kazの食卓 美食とシャンパンが好きなあなたへ。
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現在住んでいる宮城は、三陸の魚介類が楽しめるところ。クオリティーは高い。しかしながら、青森県下北半島のそれと比べてしまったらもうおしまい。この地の魚介類は地球上最高なのではないか?と思ってしまうほど美味しい。イカなど殆どただみたいな値段売られているのに(1ぱい150円くらい)、ここのイカは別格。ちなみに東京には生け簀にイカを泳がして、1ぱい3000円も取る店がある。イカのことを述べさせてもらえば、イカは、察するに、4時間以上の振動で味が落ちる。摂れてから1時間で店まで運ばれると仮定しよう。そこから仙台まで3時間で、ぎりぎり味が保てる。6時間になれば味は落ちる(経験上)。故に、生け簀に泳いでいるイカは、振動時間が長いということと、そもそも生け簀に泳いでいるもので美味いものは無い。さらに、イカというのは活き造りをしても美味くない。数時間経たないと甘みが引き出されないのだ。だから例えばたとえ函館の生け簀から生きたイカをさばき、出したところで、それは固いだけで旨味がない。3000円も払って、最悪のイカを最悪の状態で食べているのにも関わらず、これは例えばテレビの取材などでは「美味しい」という事になっている。何とも滑稽なはなし。新鮮=固い=美味しいではない。これは下北半島のイカ。振動時間は約5時間。それでも美味い。この色を見れば判る。東京の魚屋に並んでいるのは、、、、、あれは、、、、ただのイカの死骸です。火を通さなければとても食べられたものではない。そのイカと大間のマグロを使って握った寿司。う〜〜ん、これ以上の寿司は存在するか、、、。下北半島はホタテが有名。しかしこれも相当食べなければ善し悪しの判断が難しい。このホタテはつい先日送って頂いたもの。水々しい、味にキレがある、独特の旨味、甘み、が一体となる。ヒモは海水の塩分が豊富に含まれ、醤油など入らない。これはそのホタテを使った寿司。美味い!そして最後はウニ!下北を代表する魚介類はキリが無い、尻高、つぶ、あわび、そい、などなど。でもこれだけは外すわけにはいかない。下北のウニ丼を食べれば、生まれてきた意味が分かる。