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pianist kazの食卓 美食とシャンパンが好きなあなたへ。

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先日、生徒の父兄からこのような質問をされた。どういう性格が音楽を勉強するにあたって向いているのかという質問。たくさん答えはあるのだけど、まず、言うことをきちんと聞かない子供 だろう。食べ物の好みさえ否定され、「何でも文句言わずに食べなさい」と言われて素直に言う事を聞く子供、これは向いていない。自己主張を封じ込められる事に慣れてしまうのだ。

ところで僕は本当に本当に給食で苦労した。どのような技を使ったらあんなまずいものが作れるのか?一種の天才ではないかと思った。教師はそのとき、「お百姓さんが一生懸命作った食べ物を粗末にしてはいけません」と我々生徒に言う。

とんでもない! 粗末にしているのはそれを残す人達ではなく、それを料理した人達なのだ!!せっかくの素材を台無しにして、、。一番の罪は給食を作るおばさん達なのだ。病院関係の食事を作る人達も同類。栄養面だけを考えてあんなまずい食事を提供されるくらいなら、サプリだけ飲んでいた方がよほど良い。

話を元に戻してと、、、

食べ物だけとは限らず、嫌いな事、もの、言葉、行為、番組、人物、洋服、などはっきりと考えが分かれている方が良い。そして喜怒哀楽が激しいほうが良い。感情を殺してしまうことに慣れてしまうと、それが当たり前になってしまう。

音楽を勉強する上で、感情面の起伏はもっとも大事。

それとまず「自分のことを考える」。これも大事。まず他人の事を考えて行動する子供がいる。自分より他人を大事に、、、ということなのだろうけど、これも音楽を勉強する上で良くない。そして、「みんなはそう感じるかもしれないけど私はこう感じる」 という個性とか主張が大切。その感情は、たとえ周りから否定されても、いつまでも大切にするべきであって、「みんながそう感じるから自分もそう感じる事にする」などは以ての外。

実は日本人は、音楽の4大要素の1つである「強弱」に対して鈍感なところがある。それは、歴史上、我が国が、常に上の人達に支配されてきた、、、という理由があるらしい。だから感情を表に出す事はタブーとされてきた。よって、日本人の言葉の発音というのは、1つのピッチからあまり上がったり下がったりせず一本調子、また音量も一定である。つまり感情を出さない。これが強弱という不可欠な要素に悪影響を及ぼす。

まずは「自由奔放」で、そして他人には触れる事のできない、「独自の世界」を持っている人こそ、音楽に向いている性格なのだ。何故ならアートそのものが元来「悪」だからである。

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今年最後のレッスンが終了して東京から仙台に帰ってきた。実はだからと言って休んで入られず、YouTubeにアップするレコーディングの為の練習、来年5月の為のコンサートの練習などなど、宿題は山積み><。

明後日は今年最後の本番(ソロ、もちろん)があるし。

もっとも、年始年末の行事が死ぬほど嫌いな僕に取っては逆に好都合かも。

年が変わって何がおめでたいのか。。。。。ただ日付が変わっただけで、その人の生活は一向に変わらないのに。。。。

学校を卒業する、入学する、年が変わる、などは僕に取って全然おめでたい事ではない。

むしろ、この生徒が本気でレッスンをするとここまで上手くなると判った時とか、自分のコンサートがうまく行ったときとか、オリジナル料理が完成した時、のほうが、よほど僕に取ってはおめでたい。

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札幌在住のpianist、kazと言います。単なるレシピ保存の場所ですが、毎日の食事にヒントを得てくれれば幸いです。キャテゴリーのItaly visit より上は全て手作りです。
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