オランダは大好きな国。ヨーロッパの玄関口でもあるので、年に一度は必ず行く事にしている。
しかし、食べ物の事となると、イタリアやフランスと比べた時にかなり辛いものがある。オランダ人はまず、温かい食べ物は1日1食と決まっている(もちろんそうじゃない人もいるとは思うけど、温かい食べ物を2食以上食べるのは贅沢とされている)。
朝も昼も、ハムかチーズのサンドイッチしか食べないらしい。食事の2/3がサンドイッチっていうのも、僕には真似できない。また、オランダ料理というのは実に質素なもので、スタンポットくらいしか思い浮かばない。
オランダ人のキッチンは実際に覗いた事は無いけど、かなり奇麗らしい。炒め物や揚げ物を避けて奇麗にするという、典型的な欧米人のキッチンの使い方。食の興味よりは、ガーデニングのほうが彼らに取っては重要らしい。
オランダそのものの名物料理が殆ど無いので、オランダ料理を売りにする店は殆ど無く、外食は他国レストランばかりある。それはそれで逆に良いのかもしれないけど、やはり食の面に関しては寂しい国。
そんな中、オランダの典型的な国民食を紹介しよう。ハリングというにしんの酢漬け。これは美味しかった。酢、塩、ベイリーブス、などに漬け込むだけ。3日位で出来上がる。
ピクルスとオニオンが添えてある。これをそのまま食べても良いし、サンドイッチにしてはさんでも良い。
こちらは、恐らくグリーンピースのスープだと思う。中にソーセージが入っていて、好みの味だった。
オランダ人はとてもビールを好む。ビールをずっと飲み続ける。しかしもちろん、全ての飲み物はバーに行けば大体飲める。グラスシャンパンを置く店もある。
アムステルダムで名物のドリンクがある。Black&White と言う。 ショットグラスに、カルーアとサンブカ(八角の香りがするリキュール)を半々にまぜる。つまりこの時点で、黒と白ということ。それを一気飲みする。よくサービスでごちそうになったけど、あとからかなり来る;;。
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