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pianist kazの食卓 美食とシャンパンが好きなあなたへ。

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四川料理の本を読むと、如何に日本の四川料理が日本人に合わせて作られているかがよくわかる。本格的な四川料理はまず調味料からそろえたい。2つほど重要アイテムがある。


これはピーシェン豆板醤という四川の豆板醤。その辺で売っているものとは全く異質なもの。これが麻婆豆腐などに必要になる。



もう1つはこれ。四川の山椒。できればこのようにまだ粉末状になっていないものが良い。これをミキサーやマジックブレットなどで粉末にして、網で濾して用いる。



こちらはその豆板醤を使った、回鍋肉。回鍋肉はキャベツが入ると思い込んでいる人がいるが、本場ではししとうに似た野菜を使う。

用意するもの:

豚ロース トンカツ用2枚
ししとう10本
醤油
ピーシェン豆板醤
甜麺醤

ラード

豚ロースを包丁で「片」にする。極端に薄くする必要は無い。それをラードで炒め、火が通ったらししとうを入れ、豆板醤、醤油、甜麺醤、塩で味を付ける。割合は豆板醤1に対して甜麺醤1・5くらい。これだけ。絶品の回鍋肉が完成する。




これは得意料理の1つ。鶏肉のピーナッツ炒め。多めの油で、山椒の実と乾燥赤唐辛子を炒め、油に香りを移す。鍋から唐辛子と山椒を取り除き、次にピーナッツを入れ、若干焦げ目が付き始めたら油から上げ、別皿に置いておく。次に鶏肉を炒める。鶏肉に火が通ったら、紹興酒を入れ、ニンニクのスライスと生姜のスライス、ぶつ切りのネギを入れる。

次に合わせ調味料(醤油、砂糖、酢)を加え出来上がり。



こちらはそれに海老を加えたヴァージョン。



これは蒸し鶏。でも実際に蒸してない。お湯の中に入れて5分ほど煮て、あとは蓋をして自然に冷ます。このように、じっくりと揺るやかに火を通す事により、鶏肉は本当に美味しくなる。これに、山椒、醤油、ネギ、生姜、ごま油 をミックスしたタレをかける。






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札幌在住のpianist、kazと言います。単なるレシピ保存の場所ですが、毎日の食事にヒントを得てくれれば幸いです。キャテゴリーのItaly visit より上は全て手作りです。
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